理系就活の悩み
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大学院進学が決まったら、次は「」を考えることが重要!

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大学院の夏季入試が終わり、進学希望の大学生にも進路を決定したひとが多い時期になりました。4年制大学の大学生の多くは、学部修了後、就職する人が多いようです。大学院に進学する場合、そういった多くの大学生よりも、より多様なキャリアプランが考えられます。

大学院入学後、多くの場合、まずは2年間の「修士課程(博士前期課程)」に進学することになるのですが、そこからのキャリアは多岐にわたります。例えば、簡単に挙げられるものでもこれだけのパターンがあります。

  • 企業に就職し、研究職として働く
  • さらに3年間の博士課程(博士後期課程)に進学する
  • 研究員として大学や研究所に残る
  • 専攻とは無関係の就職をする
  • 公務員・留学・その他

共通して言えることはこの2つではないでしょうか。

  • 博士後期課程や研究者として大学に残るとしても、最終的にはほぼ全員「職に就く」ということ
  • どこに行っても「個人の能力が高いほど有利である」ということ

今回は、この2点に関して、大学院進学前の方にその後の「キャリアプラン」を少しでも考えてもらえたらと考え、この記事を書きました。進路が決まったばかりのところで気が早いと思うかもしれませんが、ぜひご一読ください。

「学部卒」「院卒」や「専攻分野」とキャリアプランの関係性

大学院への進学率は、平成22年度にピークの15.9%となり、以降は12%付近で落ち着いているのが現状です。理系に絞って話をしますと、理学部工学部では約40 %が大学院に進学しているという統計があります。言い換えれば、大学院進学はすでに「既定路線」となっており、それだけでは強みとなりえない、ということになります。

大学学部卒業者(学部卒)の就職率

まず、大学学部卒業者の就職と進学の比率に関するグラフを見てみましょう。直近5年を見ると、進学率は減少し、一方就職率が増加していることがわかります。

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上のグラフを見ると、ここ15年で大学学部を卒業して就職した学生の比率は上昇している一方、進学率は大きく変わらないことがわかります。

修士課程修了者(院卒)の就職率

次に同様のグラフで、修士課程修了者のものを見てみましょう。

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大学学部卒業者のグラフと、修士課程修了者のグラフを比べてみると、ここ数年では大きな違いがないことがわかります。おおざっぱにいえば「就職率だけ見たら学部卒も修士卒も大差ない」と言えるのではないでしょうか。もちろん、専攻分野ごとの差は確かにあります。修士課程修了者における専攻分野別の進路の統計は以下のようになっています。

専攻分野ごとの就職率

修士課程修了者における進路の比率を見てみましょう。人文社会系では「正規の職員等」の比率が比較的小さいようです。理工系では、学部卒の統計同様、「正規の職員等」への就職比率が高くなっています。

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ここまでのデータで特に注目していただきたいのは、学部卒・修士卒ともに「一時的な仕事に就いたもの及び進学も就職もしていない者の率」が10%程度いることです。俗に「修士号を取ったほうが就活で有利」と言われる理工系ですら、20人に1人近い比率で、そういった進路に進む人がいます。

博士後期課程への進学や、博士後期課程後に就職することも含めて「ほぼ全員が最終的には就職する」ということを改めて意識しておいたほうが、就活が失敗することも少なくなると思われます。大学院進学が決定したときに改めて、キャリアプランを考えるなおすことをお勧めします。

まとめ

  • 大学院進学は既定路線化しており、昔ほど院卒だからといって就職に有利とは言えない
  • 理工系を専攻した院卒でも就職できない人が20人に1人いる
  • 大学院に進学する際には「いつかは就職する」ことを意識して将来的な「キャリアプラン」は考えておくべき

具体的な「キャリアプラン」はどのように考えればよいのか?

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大雑把でいいので「修士を出た自分はどこに行くのか」を考えておくことが大事ではないでしょうか。もちろん、大学院入学前に立てた予定と、実際の進路が異なる人はたくさんいます。修士課程を卒業する学生が歩む進路は、大きく分類すると以下の三つに分けらます。

      1.(民間企業)
      2.就職(公務員)
      3.進学(修士後期課程)

どの進路を進むにしても、早めに「キャリアプラン」を考えて、その準備をしておいて損はありません。大学院に進むことでより学問の専門性は高くなりますので、就職活動の際には、学部卒の学生よりも高い専門性を求められる可能性も高まります。場合によっては業務経験者と比較されるケースすらあります。

今回は3つの選択肢の中で最も就活のやり方が多様化しており、学生が混乱しやすい「1.就職(民間企業)」のケースについてお話したいと思います。

「就活後ろ倒し」でも情報収集はお早めに

2016年卒の新卒者向けの採用活動から、就職活動の日程が後ろ倒しになりました。しかし、実際の運用状況としては、特に理工系の技術職の採用活動においては以前と同様に、卒業の前年度(修士2年で卒業する場合は修士1年の冬)から採用活動を開始している企業も多くあったようです。最近は優秀な修士卒学生の青田買いニーズも高くなり、修士1年生向けにインターンシップを実施する企業も増えているようです。そのため、なるべく早めに就活関連の情報を収集する必要性が高まっています。

理工系の大学院生の場合

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研究と就活の両立を考えると「研究を前倒しして進める」ことは必須

また、理工系の院生の場合、研究と就職活動の両立を考えなければならない方も多くいるのではないでしょうか。研究室によっては拘束時間が長く、担当教授からの就職活動に対する制限があり、なかなか就職活動に時間を割けないこともあるようです。

研究成果によって就職活動の結果に差が出たという話はあまり聞きませんが、就職活動が本格化する時期に研究の時間を削減できるように、早い時期から研究を前倒しして進めておくことをお勧めします。もちろん研究を前倒しして進めていても、担当教授から就職活動を制限されるという話よく聞きますが…。

「研究内容」と「研究を通じて身に付く能力」が仕事に関連することも重要

専攻分野によっては一概に言えないかもしれませんが、理工系の就職活動では「研究内容」や「研究を通じて身に付く能力」によって就活が有利に進むことが多くあるようです。一般的には下記実験内容が就活に有利だと言われています。

  • CAD(設計を支援するソフトウェア)による設計経験
  • 実験装置を制御するプログラミング経験
  • 実験装置の操作・メンテナンス経験
  • NMR、クロマトグラフィー等の分析手法を扱った経験
  • 有機合成化学分野の研究
  • 研究を通じて身に付いた特別に秀でた語学力

これらの経験・能力を身に付けた方は、就活を比較的有利に進めることができます。最近は「分野を問わず理系であれば採用する」という企業も増えてきた気もしますが、競争率の高い大手メーカー、研究職においては「専攻分野を学んでいて最低ライン」なので、「他の学生よりも秀でた能力を一つ二つ持っている」ことが採用されるための条件になります。余談ですが、国際的な研究者の履歴書には、経歴とは別に自分は「どんなことが、どのくらいできるのか」をアピールする内容が書かれていることが一般的なようです。

ちなみに人文系の大学院生の場合

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人文系の職種は空きポストが少なく、「院卒」よりも「業務経験者」が優遇

人文系の修士卒の場合、理工系の修士卒とは全く状況が違います。大学院に進学することで民間企業への就活は、学部生よりも厳しくなると言われています。先ほど示した文科省のデータにもあるように、4割近い方が、「非正規雇用」もしくは「未就業者」に分類されています。

理由としては、人文系の専攻を生かすことができる就職先が少ないことが挙げられます。また、「大学院で学んだ経験」よりも「実務経験」を重要視している仕事が多いように感じます。具体的には、人文系の学生に人気の「学芸員・研究員」「編集者」への就職は「大学院生」よりも「実務経験者」が優遇されています。

これは、そもそも空きポストが少ない職種なので、競争率が高くなっており、少ない枠にレベルの高い人材が殺到しているためです。なので、このような職種に就くことを目指し、「非正規雇用で経験を積む」もしくは「既卒となって何度もチャレンジする」人もいます。

まとめ

  • 「就活後ろ倒し」によって就活はより情報戦に!
  • 理工系学生の場合、「研究を前倒し」することで就活の時間を捻出
  • 理工系学生の場合、就きたい仕事に関連した「研究内容」や「研究を通じて身に付く能力」を選択する
  • 人文系学生の場合、ライバルは「業務経験者」ということを知り、計画的に業務経験と同等の経験を積むことが重要

大学院進学を「就職の先送り」のためだけに使うのはもったいない

自分がもっと深く勉強したいことがあって、そのために大学院に進学する方も確かにいますが、ただ「就職の先送り」のために進学している方も多くいると思います。しかし、何らかの事情(金銭的、不測の事態)により修士課程を中退して働く必要が出てくるかもしれません。なので、大学院に進学する場合でも「キャリアプランを考えて計画的に2年間を過ごす」ことが重要です。

例えば、こんなことを考えておくことをお勧めします。

「大学院に進学しても1年もすれば就職活動に突入する。将来どのような職に就くのか考えておく」
「ただ毎日研究するのではなく、大学院の2年間で専門知識以外に身に付られる+αの能力を考えておく」

学問のために邁進するという姿勢ももちろん大切です。しかし、大学院生だからといって研究だけしていてはダメです。大学院生が全員「研究者」や「専門家」になれるなら話は別ですが、その道のプロになれる人は一握りしかいません。それ以外の人たちは、ほとんど民間企業に就職します。なので、大学院進学するからこそ、「キャリアプラン」をしっかりと練り直してみてはいかがでしょうか。

キャリアプランを考える上で就活のプロに相談してみるのもいいでしょう

ただ、自身のキャリアプランを練り直したくても「誰に相談していいかわからない!」という方には、就活のプロに相談してみることをお勧めします。教授や大学のキャリアセンターに相談してみるのも一つの手ですが、就活の状況は毎年変化しています。なので、就活の最前線で活躍している就活のプロだからこそ知っている情報もあります。もしかしたら、あなたの個性を活かせるような理系職種を紹介できる会社があるかもしれません。

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この記事を書いた人

Shotaro Kawabata
a professor of Engineering
高校時代は自分で前髪をパッツンに切っていたため、ブルースリーだった。目標は今でもブルースリー。強くカッコ良く、誰ともかぶらない男、ブルースリーに俺はなる!