理系の就活ノウハウを学ぶ
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理系の就職の特徴といえば、「自由応募」だけではなく、「学校推薦」や「学科推薦」といわれる推薦による就職が一般的であること。バブル時代までは、大学や学部、学科によっては、「ほぼ全員推薦で就職が決まる」なんてこともあったようです。昨今では、学校推薦による応募でも、必ず内定がもらえるものではないですが、理系の就職にとって推薦は重要な意味を持ちます。

そもそも「学校推薦」や「学科推薦」とは?

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理系の就職でも「自由応募」は、文系と同じように基本的には誰でも応募可能な求人です。これに対して、「学校推薦」あるいは「学科推薦」といわれるものは、企業が大学の専攻ごとに採用枠を設けているものです。主に、学部生と院生の中でも修士が対象となります。企業側が事業に直結する専門分野を学んだ優秀な学生を確保するためという意味合いが強く、理系といっても学校推薦の枠が多いのは工学部です。自動車や電機、機械、化学などに関連するメーカーや電力、通信産業、建設などの分野の大手企業での募集が多くみられます。外資系企業では自由応募が中心です。

学校推薦にあたっては、就職を担当する教授や研究室の指導教授が推薦状を書くため、「教授推薦」と呼ばれることもあります。しかし、教授独自のコネによるものではなく、学校や学科の専攻に対しての採用枠であることが一般的です。

学校推薦を受けての就職活動は有利ですが、「内定を断らない」ことが前提です。学校推薦や学科推薦を受けて内定が出た後に断ることは、企業と大学の信頼関係にヒビを入れる行為であり、翌年以降の採用に大きく影響します。「内定を断れるのは学校内での選考の過程まで」と考えておきましょう。

学校推薦に落ちた場合には、別の企業でまだ推薦枠の採用が残っている企業を受けることも、タイミングによっては可能です。

「学校推薦」にも種類がある

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学校推薦といっても企業によって取り扱いが違い、ほぼ内定を出すことを前提とする企業もあれば、単に選考の過程を飛ばして、最終面接まで進むことができるというケースもみられます。そのため、学校推薦による応募でも、内定を得られる割合が30%程度から100%に近いところまでさまざまです。学校推薦への応募を検討するときには、大学の就職課に問い合わせるなど、過去の実績も参考にしましょう。

学校推薦の中でも、リクルーターが介在して選考のサポートを行なうところや、人事によって事前に配属先の相談のあるジョブマッチング方式をとるケースでは、内定が得られる傾向にあるようです。

大学のランクで推薦枠は決まる!?

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一般的に偏差値の高い大学の方が学校推薦の枠が多いものの、いわゆるFランク大学はどこも就職に弱いのか、というと一概にはいえません。推薦枠は大学の入試の偏差値に必ずしも比例するとは限らず、これまで入社した卒業生の実績にもよります。大学の偏差値は20年前と今では異なりますので、偏差値が下降気味の大学であっても、過去の卒業生が企業の中で実績を残していれば、同程度の大学より推薦枠があるケースもあるようです。大学選びでは偏差値や立地を重視しがちですが、就職率に関しても考慮するべきでしょう。

「後付け推薦」は入社を確約する意味合い

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理系の就職では、「自由応募」で応募していても、選考の過程で内定が出る直前に推薦状の提出が求められるケースがあり、「後付け推薦」と呼ばれています。内定辞退を防ぐために、学生側に入社の確約を迫る、踏み絵のようなものです。第一志望の企業であれば学生側にとっても問題はありませんが、第二志望以下の企業の場合は対応に苦慮することになります。内定が得られないことを覚悟のうえで、他の企業も受けていることを伝えるか、内定が出たら入社することを前提に推薦状を提出するか、選択を迫られます。

」に絞れば就職活動は不要!?

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学校推薦で採用枠以外の個別の問題で、学校推薦で落ちる原因として多いとされているのが、面接での受け答えによるものです。学校推薦で受ける学生の中には、面接対策を行っていない人がみられます。一般応募と学校推薦を受け付けている企業の場合、自由応募と学校推薦の学生の面接を比較し、学校推薦の学生の対応が見劣りするとして、落とされるケースもあるようです。

理系の学生では、面接の場で志望動機のほかに、研究内容を説明することが多いですので、専門外の面接官にもわかりやすいように、要点を掴んだ話ができるよう準備が必要です。

また、学校推薦で受ける場合にも、会社説明会へ参加しておくと、理念や事業内容がわかるだけではなく、社風に触れることでミスマッチを防ぐことができます。学校推薦だからと安心することなく、企業研究や面接対策を行なっておくことが内定を得るポイントです。

また、学校推薦のみの就職活動では、内定を得られなかった場合に、タイミングによって別の企業で残っている推薦枠があれば受けられますが、なければ一から就職先を探すことになります。全く就職活動をしていない場合には負担が大きくなりますので、学校推薦と自由応募を併用しておくことで、リスクを分散できます。

学校推薦のメリットとデメリット

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学校推薦での就職活動のメリットは、内定が得やすいことだけではありません。学校推薦では採用活動に掛かる過程が少なく、通常は2~3回行なわれる面接が、いきなり最終面接というケースが少なくありません。学校推薦を主とした就職活動をすることで、研究に掛ける時間を確保しやすくなります。

一方、学校推薦のデメリットとして、自由な就職活動ができなくなることが挙げられます。学校推薦で内定をもらった場合には、原則として辞退はできず、他の企業で内定をもらっても、辞退することが原則です。また、学校推薦の選考期間が長く結果を待っている間に、内定寸前まで進んだ企業に「後付け推薦」を求められても、学校に推薦状は依頼できないので、断念せざるを得なくなります。上手く利用できれば優位に就職活動ができる学校推薦ですが、他の企業の選考との兼ね合いが難しくなるケースもあります。

まとめ

第一志望の企業で学校推薦が得られるのであれば、積極的に活用したいところです。けれども学校や後輩に迷惑をかけないためにも、学校推薦で内定をもらったら必ず入社することを念頭におく必要があります。学校推薦での応募であっても、必ず内定が得られるとは限らないことを踏まえて、自由応募の企業への応募も進めておくとよいでしょう。

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この記事を書いた人

Yui Umehara
Yui Umehara

メーカーで事務職として勤務の傍ら、インテリアスクールに通い、住宅関連の会社いくつかで勤務。結婚、出産を経て、ライターとして活動中。過去の転職の経験から得たコツなどをお伝えします。