理系向け業界研究
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昨今では、「」は「社会環境」や「都市システム」など、大学での学科名の変更が行われる流れがありますが、「」の分野の社会的な必要性に変わりはありません。「」の分野は、橋梁や道路、ダム、河川や港湾の整備など社会基盤の維持に深く関わります。街づくりから、実際のインフラ整備の事業に関わる「」専攻の大学院生の就職先にはどういったところがあるのかまとめてみました。

「土木」を専攻した大学院生の就活メリット

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専門性の高さを強みとしてアピール

土木の専攻での大学院への進学率は、大学によって幅が大きいのが実情です。大学院へ進学することで、学部時代よりも専門性の高い知識を修得し、掘り下げた研究テーマを設定していくことができます。

就職活動においては、学部生よりもこれまでの研究内容の専門性の高さをアピールしやすいことがメリットです。大学院生と学部生とでは企業側に求められるものの違いはありますが、高度な専門性が求められる時代において強みとなります。また、研究活動などを通じて培った英語力もアピールポイントとなりますので、具体的に示せるようにTOEICなどを受験しておくとよいでしょう。

研究職は修士以上

大手ゼネコンなどの研究職としての採用は、修士以上とされていることがほとんどです。採用後に研究を重ねて論文審査を通過し、博士号を取得するケースも多いです。企業の求める分野と研究内容が一致していることも重視されます。大手ゼネコンなど民間の研究職としての採用は狭き門ですが、それ以上に博士課程を経て大学に研究職として残ることはハードルが高いです。研究職として働くことを考えている人は、民間への就職も視野に入れてみましょう。

「土木」専攻の大学院生に人気のある業界とは?

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公務員や独立行政法人

土木で発注者側となる就職先は、主に国や都道府県、政令指定都市などの地方自治体、独立行政法人です。発注者側の立場で仕事ができること、土木で花形とされる都市計画など街づくりにも関われることが魅力です。道路や河川、上下水道などの維持管理も行っています。

ゼネコン

スーパーゼネコンといわれる大手5社は、大林組、鹿島建設、大成建設、清水建設、竹中工務店です。土木工事は公共事業による受注がメインのため、利益が確保しやすく、建築工事よりも利益率が高いことが特徴です。東日本大震災の復興事業に加えて、2020年の東京オリンピック関連事業も追い風となり、土木工事は公共事業が復活しています。人件費の高騰が問題となっている建築工事と違い、機械化が進んでいることも堅調な要因です。

ゼネコンでは、橋梁やダム、トンネルといったいわゆる「地図に残る仕事」に携わることができます。大手や準大手ゼネコンでは、海外展開を図っているため、アジア圏や南米、中東などへの駐在もあります。

土木関係のゼネコンの中には、五洋建設のように海洋土木に強い会社、橋梁やダム建設に専門性のある会社もあり、スーパーゼネコンにも劣らない技術力を持つ会社もあります。土木工事は幅が広いですが、「海洋土木をやりたい」「橋梁建設に関わりたい」といった志望がある場合には、専門性の高いゼネコンも視野に入れてみましょう。

ゼネコンでは3年の実務経験の後、1級土木施工管理技士の資格を取得することが求められます。土木工事等で主任技術者や監理技術者となるのに必要な資格です。

土木コンサルタント

土木コンサルタント会社では、都市計画や道路、鉄道、上下水道、河川や港湾整備などのインフラ整備など社会基盤を整えるための企画立案や調査を担います。大手企業では公共団体からの受注で都市計画のマスタープランをつくるなど、街づくりにも関われます。ゼネコンでは施工と設計のジョブローテーションが行なわれることもありますので、設計に携わりたい人に向いている就職先です。
また海外協力事業で、現地調査や企画立案を行なうのも土木コンサルタントです。
土木コンサルタント会社によって、専門性を持つ分野に違いがありますので、業務内容をよく確認しましょう。

鉄道や道路

鉄道ではJR各社や私鉄各社、道路ではNEXCO各社などで、土木を専攻する学生への募集が行なわれています。維持管理やメンテナンス工事を担います。運よく新規計画に携われることもあります。

鉄鋼メーカーなどのメーカー

橋梁建築に関わりたい人を中心に鉄鋼メーカーは人気があります。数は限られますが、造船や自動車メーカーから学校推薦がくる学校もみられます。これまでの専門分野を活かしつつ、土木に限らず幅広いフィールドで働きたい人、現場での仕事ではなく工場や本社での勤務するスタイルを希望する人などに向く業種です。建設不況時には、メーカーの人気が高まる傾向にありますが、土木を専攻する学生の採用枠は限られているのが実情です。

「土木」専攻の大学院生向けの意外な仕事は?

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土木を専攻する学生の就職先で、意外と多いとされるのが商社や金融関係の文系就職です。これまでの研究生活とは一線を画すため、アグレッシブな人に向いているといえるでしょう。

商社

土木専攻の大学院生の中には、商社への文系就職を果たす人もみられます。大手商社で扱う商材は幅広く、鉄鋼関連など土木の知識が役立つ商材も扱います。また、英語の文献を読み慣れていて英語力があること、一つの分野の研究に邁進していたことも評価されるポイントです。

金融

理系の大学院生の基礎学力の高さと数字への強さは、土木を専攻する大学院生にも当てはまるところで、文系就職として金融業界を選ぶ人がいます。実際に大学では、物理や数学が基礎となっています。外資系金融への就職では、英語力も評価されるポイントです。

まとめ

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土木専攻の大学院生の就職先は、ゼネコンや土木コンサルタント、道路や鉄道関係、電力などのエネルギー関係のインフラ産業などからメーカーまで幅広く、文系就職をする人もいます。ただし、電力や鉄道などでは採用人数が少ない傾向がありますので、業界を絞って就職活動を行なうことにはリスクがあります。幅広い視野に立って業界研究や企業研究を進めていき、志向性に合った就職ができるように準備を進めていきましょう。

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この記事を書いた人

Yui Umehara
Yui Umehara

メーカーで事務職として勤務の傍ら、インテリアスクールに通い、住宅関連の会社いくつかで勤務。結婚、出産を経て、ライターとして活動中。過去の転職の経験から得たコツなどをお伝えします。