職種解説
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編集職は、紙媒体・WEB媒体共に文系職として捉えられやすいですが、理系の専門的な知識をいかせるフィールドが広がる分野でもあります。
専門誌に限らず、難しい理系の知識をわかりやすく伝えるニーズが高いだけではなく、教育関係など今後も成長を見込める業界の求人も豊富です。
今回は、紙媒体とWEB媒体の違いに触れながら編集職の仕事をご紹介します。

編集職の基礎知識

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より多くの人に記事や作品に触れてもらう為に、時には縁の下の力持ちとして活躍する編集者(エディター)。
編集には、漫画や雑誌そして書籍などの紙媒体と、インターネットメディアのWEB媒体の大きく分けて2つの媒体がありそれぞれ特色が異なります。

編集職は、記事や作品の企画を立てるだけではなく、「いかにコンテンツを伝わりやすく読者のもとに届けるか」を考える仕事でもあります。
例えば、最先端の化学の話をインタビューして、研究者の話をそのまま書いただけでは、理解できる読者は少ないかもしれません。
大切なことは読者層にあわせて、分かりやすく伝えると共に、見やすい紙面やページ構成を考えることです。

編集の業務内容

編集の仕事は多岐に渡りますが、ここでは代表的な編集の仕事をご紹介します。
編集プロダクションや企業によっては、一部を担当することも珍しくありません。

企画

企画を立ち上げます。
話題性やターゲットの興味関心を引くものというだけではなく、媒体によっても切り口や見せ方を考えることが大切です。
その為、媒体ごとの特徴やターゲットのペルソナなど、取り扱う業界に対する知識以外にも幅広い知識が必要になります。

予算管理

本を制作したり、WEBコンテンツを制作するための予算を確保するだけではなく、外注先や印刷所などへの支払いの管理も行います。

執筆/発注

自分で執筆をするだけではなく、プロのライターやカメラマンに外注し、取材や記事の制作を依頼することも多くあります。
取材先の選定やアポイントの取得を行うだけではなく、外注先の進捗管理も大切な業務です。

校正

納品された原稿を見直し、誤字や脱字がないか確認をします。
場合によっては構成を変えたり見出しを変えることで、より良い記事になるように提案を行います。
納品物を確認し、修正依頼を行い、数度の修正を経て納品完了となるケースが多いです。
特に紙媒体の場合には紙面が限られるので「いかに余分な部分を削るか」が求められます。

デザイン

雑誌の場合には、主にDTPでデザインを行います。
デザイナーに外注するケースもありますが、基本的にはデザインも編集で行うことが多いです。
WEBの場合には、入稿を編集で行うことも多くあります。
WEB記事では、フォントの大きさや文章の長さなど、魅せ方を工夫することでより読みやすい記事に仕上げることができます。

印刷発注

雑誌や新聞の場合には、完成した原稿を印刷所へ入稿します。

新聞・雑誌業界のシェア!業界TOP3まとめ

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出版業界の1位は集英社、2位は講談社、3位はKADOKAWA/DOWANGOとなっています。
一方の新聞業界は、1位が読売新聞、2位が朝日新聞、3位が日本経済新聞という結果になりました。

紙媒体の各社は、需要の急速な冷え込みを受け、書籍の電子化やオンライン展開をすすめています。
WEB媒体に関しては、単純に閲覧数と売り上げの比較はできないのですが、大手として知られるWEBマガジンには、執筆者を専門家に絞り幅広い話題を取り上げているALLABOUTなどがあげられます。

編集職のお勧めポイント

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媒体別に編集職のお勧めポイントをまとめてみました。

漫画編集者/書籍編集者

作者と一緒になり、作品を作りあげるのは何事にも代えがたい悦び。
またアニメ化やゲーム化などマルチメディア展開をされる作品も多く、作者に代わって版権の管理を行うこともあります。
作品のイメージを作者と一緒に守り、大切に育てていくことができる仕事です。
私自身以前漫画業界に居たため多くの漫画編集者さんとお会いしましたが、締め切り前にはハードなスケジュールです。
けれども、作品に対する情熱をお持ちの方が多く、「やりがいのある仕事だと」仰る方が非常に多くいらっしゃいました。
自分の携わった本が何千万部と売れ、世界中で翻訳されるのは嬉しいですよね。
漫画業界や書籍業界ならではのだいご味といえるのではないでしょうか。

雑誌編集者/新聞社

売り上げの低迷が指摘されている雑誌ですが、やはり雑誌の経験を持っていることでキャリアとしてプラスにとらえられることが非常に多くあります。
WEB業界への転身をなさる編集者さんも多くいらっしゃり、業界全体が縮小していく中で求人がどんどん減っています。
けれども、紙媒体はWEBメディアとは異なり、「購入」してはじめて目に触れるもの。
お金を払った記事は、興味深く読んでもらうことができるので、文章的な魅力を訴求した記事を作成することができます。

WEB編集者

表現の自由度が高いWEB編集は、アクセス解析などで「自分の記事がどんな人にどれだけ読まれたか」が即座にそして明確にわかるというメリットがあります。
とはいえWEB媒体は、ワンクリックで簡単に他のサイトに移動することができます。
最後まで読んでもらう為に、まわりくどい言い回しを避けるだけではなく、工夫を凝らす必要があります。
読者の反応を見ながら言い回しを変えたり、タイトルを工夫したりといったトライアンドエラーを行い、ダイレクトな反応を確認しながら修正を繰り返すことは、やりがいを感じるだけではなく、自身の成長にも繋がります。

最近の編集職の動向

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紙媒体の斜陽化に伴い、WEB媒体へ多くの編集者が活動をうつしています。
またクラウド化が進む中で、フリーランスの編集者が活躍するサイトや編集部も増えてきました。
静かな競争に晒される中で、自分のキャリアプランを考えておく必要があるのは、編集職にもいえることです。
とはいえ編集職やライティングは、いくつになっても出来るだけではなく、在宅ワークも可能な職業の1つ。
ライフプランにあわせて働き方を変えられるというメリットがあります。
今後も需要が見込まれるWEB媒体での活躍を視野に、紙媒体で下積みを経験するのも良いですし、WEB媒体の自由さをいかし自分の裁量でメディアを大きくしていくやりがいのある仕事に挑戦することもできます。
とりあつかう話題はサイトや雑誌によって大きく異なりますので、自分の専門的な知識をいかせるだけではなく、知見を深めたいジャンルに挑戦してみるのもお勧めです。

おわりに

企画や原稿の確認そしてデザインだけではなく、進捗管理を行いチームで仕事を円滑に進める編集職。
コミュニケーション能力だけではなく、ロジカルな思考が求められるので、実は理系にピッタリの職種といえるかもしれません。
大切な情報や有意義な情報を、沢山の人に伝えるやりがいのある仕事に皆さんも挑戦してみませんか。
UZUZでもインターンを募集していますので是非ご応募くださいね。

(参考書籍:会社四季報業界地図2016年版 東洋経済新報社)

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