業界解説
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理系既卒・第二新卒向け就活サービス

JR各社の中でも高い営業利益を誇るJR東海。事業の柱である新幹線鉄道事業以外にも、超電導リニア事業や高速鉄道システムの海外展開などにも力を入れており、今後さらなる成長が期待されます。

グループ企業の業種は不動産から運輸など多岐にわたることから、さまざまな働き方ができます。

就職後は多くの仕事を体験し、専門性を磨く職種以外にも、限定された地域だけで働く職種もあり、地元で働きたい人も注目の企業と言えます。

「JR東海」のプロフィール

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JR東海は細分化された旧国鉄企業の一つ。利用者の多い東海道新幹線をはじめ、超電導リニアによる新幹線事業や周辺の不動産事業、海外の鉄道事業の受注など、さまざまな事業に取り組んでいます。

数字で見るJR東海

2015年3月期実績の売上高は1兆6,722億円。JR東日本よりも1兆円ほど低いものの、営業利益は5,065億円と、JR東日本に800億円近い差をつけています。

そんなJR東海の収益の基盤となっているのが、新幹線鉄道事業です。東京・名古屋・大阪という、日本の3大都市を結ぶ新幹線ということもあり、その収益は全体の87.5%を賄う状況となっています。

こうした背景もあり、従業員の平均年収は719万円(平均年齢37.1歳)と、JR各社の中でも高めの傾向にあります。2016年春に行われた春の労使交渉では、1,000円のベアが行われる予定です。

JR東海グループ

JR東海には運輸・流通・不動産など、さまざまな業種のグループ会社が存在します。代表的なものとしては、ジェイアール東海バス、ジェイアール東海髙島屋、ジェイアール東海パッセンジャーズ、ジェイアール東海不動産などがあります。

採用の際にはグループ合同説明会も行われます。JR東海グループについてより深く知りたい場合は、合同説明会に参加してみてはいかがでしょうか。

JR東海グループ 採用情報

今後の事業展望

今後高い伸びが期待される事業として、超電導リニアによる中央新幹線事業、そして高速鉄道システムの海外展開が挙げられます。

超電導リニアによる中央新幹線事業は、新幹線の老朽化および災害時に使える輸送手段として、首都圏〜中京圏〜近畿圏の高速輸送サービスの提供を目指すもので、2027年に東京・名古屋間の開業が予定されています。

東京から名古屋までの乗車時間は、最短で約40分と言われており、完成すれば、新たな収益源の一つになることは間違いないでしょう。

しかし、大阪までの開業は2045年と言われていることから、直近の収益源として期待されているのが、高速鉄道システムの海外展開です。

すでに米国に独自拠点を設けているほか、2014年には台灣高速鐵路股份有限公司から、高速鉄道の技術コンサルティング業も受託しています。

そのためJR東海内には、「海外高速鉄道プロジェクトC&C(Consulting and Coordination)事業室」という、土木建築から補修改善までのプロジェクトをトータルに提案・受注できる部署が設けられています。海外で活躍したい人ならば、ぜひチェックしておきたい部署ではないでしょうか。

「JR東海」の求める人材とは?

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細分化された採用区分

JR東海の採用区分は、「総合職」「プロフェッショナル職」「アソシエイト職」の3つの職種と、以下5つの専門分野との組み合わせによって決まっています。

  • 事務系統
  • 運輸系統
  • 車両・機械系統
  • 施設系統
  • 電気・システム系統

総合職はジェネラリストとしての活躍が期待される一方、プロフェッショナル職はその名の通り、各系統の専門家としての活躍が期待される職種です。

事務系統と運輸系統の一部、およびアソシエイト職以外は、基本的に理系からの採用実績が多い傾向にあります。ここからは事務系統以外の系統およびアソシエイト職についてご紹介します。

運輸系統

鉄道運輸業に関する役割を担う専門分野です。総合職として採用された場合は、マネージャーとして、運輸系統の計画や新幹線・超電導リニアなどの企画など、幅広い業務に携わることが期待されます。そのため、ジョブローテーションの間隔が早い傾向があります。

一方、プロフェッショナル職の場合は、車掌や駅員、運行の管理・計画など、より直接的に鉄道運輸事業を担当する役割が期待されます。

車両・機械系統

鉄道車両やリニアの企画・開発・メンテナンス、投資計画策定などといった、車両および機械系統に関する業務を担う専門分野です。総合職として採用された場合は、企画や技術開発などのマネジメント分野での活躍が期待されたジョブローテーションが行われます。

一方、プロフェッショナル職の場合は、設計やメンテナンス業務に携わることが期待されるため、高い専門性が必要とされます。

施設系統

駅や鉄道などの施設の建設工事や保守、計画策定等に関する業務を担う専門分野です。総合職では施設系統業務に伴う幅広い知識を用いた、会社施策の提言・遂行が求められます。

プロフェッショナル職では、現場を支える専門家として、施設系統に関するより深い専門知識や技術が求められます。保守または建設工事のどちらかの分野に軸足を置いて活躍することが多いようです。

電気・システム系統

鉄道事業に欠かせない電気およびシステムに関する業務を担う専門分野です。総合職・プロフェッショナル職どちらにも、電気・システムに関する高い専門性が求められます。そのため入社直後はどちらも、鉄道事業の最前線を体験し、知識だけでなく技術と現場感を養うようなキャリアプランが組まれます。

その後総合職の場合は、鉄道事業だけでなく、システムや技術開発、超電導リニアなど幅広い分野でマネージャーとしての活躍が求められます。

プロフェッショナル職の場合は、より高い技術力と専門性が求められる「電気・システムの専門家」として、鉄道事業や建設現場、リニア事業などさまざまな分野での活躍が求められます。

アソシエイト職

大卒だけでなく高卒も採用対象としている職種で、東京・静岡・名古屋・関西の4つのいずれかのエリアを選び、そのエリア内のみで仕事をすることになります。

職種は営業・総務・人事など多岐にわたり、総合職やプロフェッショナル職とは異なり、ひとつの業務に携わる期間が比較的長いのが特徴です。ただ、ジョブローテーションもあり、さまざまな職種で働くことができます。

「JR東海」の就業環境

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研修制度だけでなく、福利厚生の部分でも手厚いと言われるJR東海の就業制度。ここでは「人材育成」「住宅支援」「育休・産休」の3つの視点をご紹介します。

人材育成制度

JR東海では「OJT」「自己啓発」「集合研修」の3つを教育の柱と位置づけています。

そのため、「OJT」「自己啓発」の面では、現場で実際に活躍している先輩から手厚い教育訓練を受けることができるほか、専門知識などを学べる社内通信研修や海外留学研修なども設けられています。

また「集合研修」の面では、静岡県に研修施設だけでなく、図書館やグランドなども併設された総合研修センターが設けられており、充実した研修を受けることができます。

特に入社後は、職種や系列に別れて、1〜2ヶ月間におよぶ長期の新入社員研修が設けられているので、安心して職務に就くことができる体制が整っています。

住宅支援制度

東京・静岡・名古屋・関西に独身寮および女子社員や単身赴任者向けの社宅が用意されています。さらに名古屋には家族向けの社宅も用意されています。

独身者向けの寮内には食堂や大浴場、ランドリールームが用意されているほか、女子社員や単身赴任者向け寮には、各部屋家電が備え付けられているので、これまで一人暮らしをしていなかった人も、すぐに生活できる環境が整っています。

育休・産休制度

妊娠・出産を経験しても、女性社員が十分活躍できるよう、9週間の産前休暇を取得することができます。さらに、3歳になる日まで、または子供が小学校に入学するまでの半年間において、育児休暇の習得が可能です。

これは法律で定められた産休および育休の日数・期間よりも制度が充実しているため、女性にとっても働きやすい企業だと言えそうです。

「JR東海」の就活事情

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研修制度や産休制度が整っているJR東海ですが、JR各社の中でも競争率の高い企業として知られています。そんなJR東海の就活事情についてご紹介します。

学歴フィルター

JR東海の採用は元国営企業ということもあり、学歴重視の傾向が強いと言われています。一般的には早慶以上という学歴フィルターがあると言われており、特に総合職ではその色が強いと言われています。

総合職の場合は、学校ごとに採用人数が決まっていると言われていることから、第二新卒の場合は、プロフェッショナル職またはアソシエイト職での就職を目指すのがおすすめです。

インターンシップ

5つの専門分野ごとにインターンシップが行われています。静岡県にある総合研修センターに宿泊し、職場訪問やグループディスカッション、現場見学などが行われます。

インターンシップは選考には関係ないとされていますが、JR東海について深く知るための良い機会ですので、できるだけ参加し、知見を広げておいたほうがよいでしょう。

ただし、四年制大学または大学院に所属している人のみの対称となるので注意しましょう。

選考の流れ

各大学のOB・OGによるリクルーター面談が2〜3回、その後人事面談が2回ほど行われます。

特にリクルーター面談の内容が、合否に大きく影響すると言われています。初回はカフェなどラフな雰囲気のもとで行われることが多いようですが、気を引き締めてしっかり対策をとった上で臨むのが良いでしょう。

まとめ

職種や専門分野の選び方によって、働き方が大きく変わるJR東海。超電導リニア事業や海外進出など、伸びしろとなる事業が多いことや、収益も伸びていることから、企業として、そしてグループ全体としてさらなる躍進が期待できる企業です。高い競争率を勝ち残る必要がありますが、それだけやりがいや活躍の場の広い企業といえるのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

kochiyuu
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北海道釧路市に住むフリーランスライターです。ライティングのほか、ライティングディレクションやパンフレット作成、取材対応などを行っております。旅行と歌と動物が好きな30代女性です。