業界解説
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外資系企業は国内企業よりも選考が早い傾向にあります。またインターンを本選考と同等に重視している企業も多く、早い段階から就活対策の準備が必要な業界と言えます。業界によっては英語力以外にも、コミュニケーション能力や論理的思考が強く求められるところも。どの企業を受けるのかではなく、業界別・職種別に就活対策を練ることが重要だと言えそうです。

「外資系」業界選考のポイント

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選考は国内企業よりも早めの傾向

一般的に外資系企業の選考は、国内企業よりも早い段階で実施される傾向にあります。早い段階から業界分析や企業情報のチェックを行い、選考に備えておいたほうが良いでしょう。

2016年4月現在、国内で日本経済団体連合会(以下:経団連)に加入している企業の選考活動は、大学生であれば卒業・修了年度の6月1日以降から始められることが一般的です。これは4年生大学に入学している場合だと、4年生の6月ということになります。

しかし外資系企業の場合、多くの企業はその1年前、つまり卒業・修了年度の前年の6月頃から選考を開始する傾向にあります。たとえ経団連に加入している外資系企業でも、卒業・修了年度の前年の夏には「サマーインターン」を実施するところが多い様子。

後述しますが、外資系企業の就活において、インターンは本選考と同等の意味を持つと言われています。つまり、多くの外資系企業の選考は、国内企業よりも早い段階で始まっていると言っても過言ではないと言えます。

インターンは本選考と考えるべし

外資系企業において、本選考と同等、またはそれ以上に重要視されると言われるのがインターンです。「ただの就業体験」と位置づけることなく、本選考と同等の準備を行い、インターンに臨むことが、選考突破の糸口となります。

外資系企業の多くは、8月から9月にかけてサマーインターンを実施しています。内容や実施期間は企業によってさまざまですが、外資系企業の人事部はインターンでの学生の活躍や行動から、志望度の高さや個々の能力などを判断し、選考の参考にしているようです。企業によっては、インターン終了後に最終面接や内定に近い旨の声掛けをするところも。

インターンに参加する前には、企業や業界分析はもちろん、競合情報や志望する職種に関する知識や情勢なども把握しておいたほうがよいでしょう。また、長期に及ぶインターンの場合、途中で体調を崩してリタイアすることは避けたいもの。体調を十分に整え、インターンに臨みましょう。

志望動機は職種・業種に関する答えが重要

外資系企業では「なぜこの会社を受けたのか」よりも、「なぜこの業種・職種を受けたのか」という、業種・に対する志望動機のほうが重視されます。企業に対する知識や情報はもちろん、志望する業種や職種を取り巻く情勢や、志望業種・職種を通して自らが実現したいことを明確化することが、大きなポイントとなります。

国内企業の場合、面接では「なぜこの会社を受けたのですか?」と聞かれることが多いもの。特に業界2番手の企業を受けた場合は、「最大手も受けたのでは?」「なぜ2番手のうちに応募したの?」などと、少々意地悪な質問をされることもあるかもしれません。

しかし外資系企業の場合、こうした会社に対する志望動機よりも聞かれるのが、「なぜこの業種・職種を受けたのか」という点。これは企業を問わず、将来的にどう働きたいか、どんなことを実現したいかという点を聞かれていると考えても良いかもしれません。

外資系企業を希望するなら、「なぜその企業で働きたいのか」ではなく、「なぜその業種・職種に就職したいのか」という点を、明確に説明できるよう準備しておきましょう。

語学力が重視される

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外資系企業の面接では、英語による受け答えが求められることもあります。文法だけでなく、日常会話レベルで英語が使えるように準備しておきましょう。

一般的に、外資系企業を受ける際に求められる英語力は、TOEICだと750点以上といわれています。業種や職種によっては、さらに上のレベルを求められることもありますが、まずは750点ラインを超えられるようにしておきましょう。

もちろん外資系企業への就職後は、日常会話レベルの英語力が求められるようになります。テスト勉強さながらに、文法だけに力を入れるのではなく、実践的に英語が使えるよう努力を怠らないことも大切です。

すでに英語力に自信があるなら、今後市場の拡大が見込まれる国の言語を勉強しておくのもよいでしょう。企業や業種・職種によって、選ぶべき言語は異なりますので、企業や業界分析を行いながら、どの言語を学ぶべきかを考えておきましょう。

業界別就活対策のポイント

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外資系メーカー

外資系メーカーの選考では、カルチャーフィットおよび志望動機が重視される傾向にあります。企業文化に対する分析と理解を深めつつ、「なぜこの業種・職種を選んだのか」という点を明確にしたうえで選考に臨むことが、就活対策の大きなポイントと言えそうです。

カルチャーフィットとは、いわば企業文化を理解するということ。外資系メーカーでは、その企業の持つ将来的なビジョンや社会貢献の姿勢にベクトルを合わせた上で、どのように働いていくかを示すことが重要視されます。

企業文化は発売している商品やプロモーション戦略などにも表れるものですので、商品知識だけでなく、日本でのプロモーション展開などしっかり調べた上で、選考に臨むのが良いでしょう。

外資系IT・ベンチャー

外資系ITやベンチャーの選考では、技術力と英語力が重視される傾向にあります。特にエンジニアなど技術職の場合は、即戦力となる人材を求める傾向が強いため、過去の受賞歴や創作物など、実績を示せるものがあれば、積極的に公開していくのがおすすめです。

英語力については、日常会話レベルだけでなく、専門用語の理解も求められます。TOEICなどの点数だけでなく、エンジニアとして必要とされる専門用語についての知識も得ておきましょう。

外資系投資銀行・証券

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外資系投資銀行や証券会社の選考では、コミュニケーション能力と英語力、論理的思考が求められる傾向にあります。日常会話レベルの英会話力を身につけるとともに、相手を惹きつける会話術などを意識しながら選考に臨むことが、就活対策の大きなポイントになると言えます。

外資系の投資銀行や証券会社の中には、社内メールを英語でやり取りしているところもあるなど、日常的に英語に触れる機会が多くあります。英語力が伴わないと、業務に支障が出る可能性もあるので、実務面を考えても、高い英語力を身につけておいたほうが良いでしょう。

また高い交渉力や営業力が必要な職種でもあるため、相手に応じたコミュニケーションを図れるか、論理的思考で物事に対応できるかどうかも、面接では大きなポイントとなります。こうした点に配慮した上で面接に臨むのがよいでしょう。

外資系コンサル

学歴を問われることが少ない外資系企業ですが、人気の高いコンサル業界は、ある程度選考に学歴フィルターがあると言われています。また投資銀行や証券会社同様、高い論理的思考や英語力も求められるため、こうした面の対策を怠らないようにしましょう。

外資系コンサルは応募数が多いこともあり、どうしても学歴の高い学生が選ばれやすい傾向にあると言われています。さらに、社内外で日常的に英語が使われていることもあり、面接などで英語力が重視されることも少なくありません。英語力はできるだけ強化しておいたほうがよいでしょう。

また面接では、時事問題を絡めた論理的な回答を求める設問が設けられていることもあります。コンサル業界だけでなく、国内および世界的な情勢も把握した上で、選考に臨むのがよいでしょう。

まとめ

外資系企業の就活対策の鍵は、インターンへの参加、そして高い英語力を身につけることにあるようです。ただし業界や職種によっては、英語力よりもコミュニケーション能力が重視されたり、積極的な姿勢が認められたりして、入社への切符をつかめることも。

いずれにしても、一朝一夕で身につけられるものではないことは確かです。外資系企業を目指すと決めたなら、早い段階から就活対策にとりかかることをおすすめします。

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この記事を書いた人

kochiyuu
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北海道釧路市に住むフリーランスライターです。ライティングのほか、ライティングディレクションやパンフレット作成、取材対応などを行っております。旅行と歌と動物が好きな30代女性です。